皆さんこんにちは。江戸川区ゼロスポ鍼灸・整骨院です。

季節は、秋から冬に変わり始めました。朝晩の寒暖差や、空気も乾燥ずる時期となりました。皆さんは体調を崩されてはいませんか？外気が寒くなってくると私たちの体は身を守るため、様々な症状が現れます。
そこで今回は、寒くなると症状の出やすい『頭痛』の種類についてお話していきます。頭痛といっても原因は多岐にわたります。クモ膜下出血のように急な処置を要する疾患も存在しますが、今回は外来の頭痛で大半を占めている慢性頭痛と言われている「緊張型頭痛、片頭痛」について触れていきます。

⓵緊張型頭痛 　

緊張型頭痛は、「筋緊張性、筋収縮性」とも呼ばれていて額から後頭部にかけての強くベルトで締め付けるような重い圧迫感が３０分から７日間ほど続くのが特徴で、痛みの出る範囲として側頭部から首にかけて広い範囲で発生します。
そのため、西遊記に登場する孫悟空の頭の輪っかのように頭痛が現れると例えられます。

原因となりうるのは、
・長時間の同じ姿勢
・顎関節の異常
・過度な緊張、不安感、ストレス

といった精神的なものが多く、デスクワーカーさんや視力の低い方も起こりやすい頭痛とも言えます。
体は、長期的な不安感や過度なストレス状態に晒されると、脳から興奮性神経伝達物質「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」が血管内に放出されることで血管が収縮され筋肉が固くなります。そのため血流が悪くなり体温が保てず体は冷えてしまいます。その結果、警告サインとして体に「コリ」として現れます。

⓶片頭痛 　

片頭痛は、「反復発作性」と言われていて、突然発作が起こる血管由来の頭痛です。女性に多くみられ、前兆として目がチカチカ(閃輝暗点)し始め、血管が拍動するようにズキズキとした痛みが現れるのが特徴です。ひどい場合は吐き気を伴うことがあります。

原因は頭蓋骨外側の血管拡張が理由です。体が外気の寒さから体温を保とうとするときに脳から興奮性神経伝達物質の「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」が血液中に分泌されて自律神経である交感神経に働きかけます。すると体は緊張状態になり血管は突然収縮が起こります。その後、緊張を和らげるために幸せホルモンといわれる「セロトニン」が血管内に多くなった興奮性伝達物質の放出を抑制するように脳に働きかけるため血管が拡張します。そうすると頭の表面にある血管が拡張することで脳神経の「三叉神経」が圧迫してズキズキとした激しい痛みが現れます。

上記のような頭痛の改善方法として、ストレスをコントロールして自律神経を整えることが重要となります。
治療方法は鍼灸の効果が高く、鍼ではコリとして固まった筋肉に刺激を与え血流を促します。灸では温熱効果によって血行を良くすることで、自律神経に働きかけ自然治癒力を高めてくれます。そうすることで免疫力のアップにも繋がるため、頭痛だけでなく全身症状の改善にも繋がります。

この他にも、頭痛の改善方法がいくつかあります。

⓵仕事中に適度な休憩をはさむこと。根を詰めすぎない。
⓶ジョギング、水泳、ストレッチなどの全身運動をすること。
③入浴時に湯船につかること。体を温めること。
④質の良い睡眠をしっかりとること。
⑤カラオケなどで大声を出すこと。
⑥筋肉をマッサージすること。

と言った気持ちをリラックスさせ、体を温めて休息をさせることが痛み改善に繋がります。

以上のことも含め江戸川区ゼロスポ鍼灸・整骨院では、患者様の声を第一に日ごろのストレスの解消法やストレッチといった相談にも対応しています。寒さが始まった時にこそ体の変化には敏感に！「あれ？おかしいな？」と感じた時は、
江戸川区ゼロスポ鍼灸：整骨院にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。