逆流性食道炎の主な原因としては、次の6つが主に挙げられます。

• ・暴飲暴食

• ・過度の飲酒

• ・喫煙

• ・加齢による変化（胃や食道にある筋肉の機能低下）

• ・妊娠や肥満、運動や便秘によっての腹圧の上昇

• ・ストレス　など

しかし、喫煙や飲酒などは同じ量を摂取していたとしても、逆流性食道炎になる人・ならない人に分かれることでしょう。

また、ストレスで逆流性食道炎になるといっても、身体に出る症状は人それぞれです。

• ・胃酸過多

• ・逆流を防ぐ食道筋力の低下

• ・「食道粘膜」が過敏になっている

直接的な原因としては、「胃酸が多く出て、それが食道に逆流してしまうこと」が考えられています。本来、胃酸は筋肉が逆流を防ぐようになっていますが、この筋肉が弱くなっていることで逆流性食道炎を引き起こしている可能性があります。

そのため、「高齢者に多い」と言われている逆流性食道炎ですが、最近は若い人も悩んでいる人は少なくありません。

若い人に逆流性食道炎が起こる原因は、高齢者と少し違っています。便秘でお腹が張ってしまい、胃が腸からの圧迫を受け、負担がかかってしまうことが原因です。

さらに、若い人が取りやすい脂肪分の多い食事は消化に負担がかかるため、胃酸の量が増えて逆流性食道炎が起こりやすくなります。

「どうして姿勢と逆流性食道炎が関係あるの？」その答えは、具体的な例を考えると分かりやすいでしょう。

例えば、食事をするとき、きちんと座るときと寝転がっているとき、どちらが消化しやすいでしょうか？やはり、きちんと座って食べた方が消化しやすいですし、猫背では内臓が圧迫されて消化されにくいです。

このように、単純にただ姿勢が悪いだけで、消化器官への負担が大きくなることは簡単に想像できます。

さらに、悪い姿勢に加えて、自律神経のバランスが逆流性食道炎に影響を与えています。姿勢が悪くなると、背骨の両脇から分かれる様々な神経を圧迫しやすくなります。

その中でも、自律神経が圧迫されると内臓の働きが悪くなり、消化不良や便秘など、身体の大切な機能が低下していってしまうのです。胃酸の分泌をはじめとする消化器系の機能も、基本的には脳と自律神経がコントロールしています。姿勢が悪くなることで自律神経が乱れると、消化器機能の低下につながりかねません。その結果として、逆流性食道炎のような症状を引き起こしてしまうのです。

一般的な病院では、薬の処方や食生活の改善が逆流性食道炎を改善するポイントと言われています。もちろんこれらの処置で症状が軽減されるケースもあります。しかし、それで改善せず悩んでいる方が多くいらっしゃるのも事実です。

また、処方薬である程度は症状を抑えられても、時間の経過と共にまた症状に悩まされるといったケースも少なくありません。

ポイントは次の３つです。

• ・内臓の働き改善

• ・自律神経のバランスの正常化

• ・食生活の改善

自律神経のバランス改善はすなわち「脳の疲労回復」になり、内臓機能の改善にもつながります。そこで当院では、整体や骨盤矯正で背骨や骨盤の状態を整え、自律神経が整いやすい体づくりを行います。

次に頭蓋骨を調整することで、脳の栄養を生産と循環する「脳脊髄液」の流れを改善させます。

このような当院オリジナルの矯正法は、体への負担なく施術を行うことが可能です。

最後に

自宅でできるセルフケアや、健康的な身体づくりのための生活改善指導も行います。このように当院の施術は、骨格の歪み調整など根本的アプローチはもちろん、生活習慣のアドバイスも取り入れ、逆流性食道炎の症状を改善に導きます。

逆流性食道炎にお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。